薬院パーソナルジム PEACH SUMMERの元氣です。
読むだけで、健康的にひきしまる情報を発信しています。
甘いお菓子をやめれば、もっと痩せるとわかっていても、なかなかやめるのって難しいですよね。
なので僕も会員さんに「なんで食べちゃうんですか！」なんて口が裂けても言いません。わかってるけど食べちゃうから困ってるんです。
ダイエットに取り組む人に限らず、現代人の永遠の課題なんじゃないでしょうか。
僕も甘いお菓子は大好きなんですが、今日紹介する考え方を取り入れてから、あまり我慢することなく、ストレスなく甘いものを控えられるようになり、ダイエットも上手くいくようになりました。
なぜ甘いお菓子は太る？そして止まらない？
そもそもなぜ甘いお菓子は太るのか？そして食べ始めると止まらないのでしょうか？
まずは、そのメカニズムを理解すると役に立ちます。
その答えは、血糖値にありまして、砂糖をたっぷり含んだお菓子は、最も血糖値を上げる食べ物の代表です。
血糖値は急激に上がると、体は血糖値を一定に保とうと、インスリンというホルモンを分泌して、血糖値を下げる働きがあります。
このホルモンが、食べた脂質（お菓子も油を含んでます）を体に溜め込む働きがあるため、太る、んです。
簡単に言うと。
なので、お菓子のような、糖質と脂質が一緒になった食べ物は、一番太ります。
ラーメン（めんと油）とか、カツカレー（ごはんと揚げ物＆ルー）とか、フライドポテト（いもと油）とか、
グラノーラとかも実は、そうです、揚げてるので。
そして、甘いものが止まらない理由も同じく、血糖値が急激に上がり、急激に下がるからで、（これを血糖値スパイクといいます）
ダイエットはもちろん、健康面でも血管を酷使するため、あらゆる病気の元になります。危険です。
人は血糖値が下がると、体はまた糖を本能的に求めますので、甘いもの欲しくなる→血糖値上がって下がる→また甘いもの欲しくなる、のエンドレスループになります。
甘いものが甘いものを呼ぶ、っていうのは、本当なんです。
我慢せずに、甘いお菓子をやめるアイディア6選
1：太りにくい甘いものを食べる
甘いお菓子を食べて太りやすいのは、糖質と脂質が一緒になっているからです。
なので、脂質の少ない糖質（炭水化物）を食べると太りにくい上、甘い欲求も満たせるでしょう。
おすすめは、やはりさつまいもです。
焼き芋とか、干し芋とか、コンビニでも買える数少ない食材だと思います。
芋は、食物繊維がたっぷりなので、血糖値が上がりにくいんです。
玄米より白米、パスタよりも全粒粉パスタ、うどんより十割そばが太りにくいのも同じ理由です。
さっそく次の買い物はお菓子の代わりに干し芋を買ってみましょう。
その2：家に置かない
普段の食事に気を使う、僕らパーソナルトレーナーでも、目の前にお菓子があったらついつい手を伸ばしちゃいます。
まずは、目の見える範囲に置かないことです。目の前にあるから、我慢しないといけないんです。
目の前にないのにどうしても食べたくなったら、コンビニまで買いに行けば良いと思います。このスタイルでダイエット上手く行ってる会員さん結構います。
何事も過度に我慢するのが、一番続きませんから。
家に置かなくても、帰りについついコンビニに寄っちゃうという人は、きっと仕事帰りにお腹が空いてるんだと思うんですよね。
コンビニの前を通らないのが一番ですが、それでも寄っちゃう場合は、次のアイディアをお試しください。
意外かもですが、ダイエットは空腹でない状態をいつも保ってる方が上手くいったりします。
解説しましょう！
その2：間食する
お腹が減って、血糖値が下がると甘いものが欲しくなりやすいので、ちょこちょこ間食を挟むと良いです。
一番のおすすめは定番ですが、ナッツです。くるみ、アーモンド、カシュー、マカダミア、など好きなナッツで良いです。
普段あまり甘いものを食べなくなると、マカダミアとか、アーモンドが異常に甘く感じるようになります。
慣れるとこれで十分、甘いものの欲求って満たされたりします。
僕の場合は、上記のナッツをそれぞれ大袋で買って（マカダミアだけはめちゃ高いので小袋）、タッパーで、その日1日分をミックスして持って行ってます。
ちなみに間食に、甘いものや、炭水化物などはあまりおすすめしません、血糖値が上下するので、やはりまたすぐ甘いものが欲しくなっちゃうからです。
おにぎりとか食べるなら、具材のたくさん入ったものを選びましょう。
ナッツやゆでたまご、などの良い脂質やタンパク質は、腹持ちもよく単体で太ることはまずありませんので、罪悪感なく間食することもできます。
その4：自分で作る
また別のアイディアとしては、手作りです。
うち（元氣家）では、誕生日の時とクリスマスのときはケーキを食べるんですが、妻が糖質ゼロのショートケーキをいつも作ってくれます。
手作りは面倒臭いと思うかもですが、基本的には、砂糖の代わりにラカント（天然甘味料）、小麦粉の代わりに大豆粉などを使うだけです。
血糖値が上がらないので、よほど食べ過ぎない限りは、太る心配がありません。
砂糖よりもコストはかかりますが、罪悪感なくケーキを食べれるので、非常におすすめです。
ただし、これが毎日続くとなると、体が常に甘いものを欲してしまいますし、お金もかかるため推奨しません。
お菓子もお酒もたまに食べるから美味しいんです。
その5：栄養あるものを食べる
甘いお菓子が欲しくなるのは、栄養不足も理由のひとつです。
栄養価の少ないインスタントフードや、お菓子、お酒など、ばかり普段から食べていると、お腹は膨れますが、体が栄養が足りずに満足しないため、食欲が止まらなくなるんです。
栄養あるものを3食しっかり食べていれば、甘いものってそんなに欲しくなりません、
体が満足するからです。
何を食べれば良いか？
マゴニワヤサシイ、食材をバランスよく食べるだけです。
マ 豆類
ゴ ゴマ、ナッツ類
ニ 肉類、卵
ワ わかめ、海藻類
ヤ 野菜類
サ 魚類
シ しいたけ、キノコ類
イ 芋類
なるべく、蒸したり焼いたりして食べれれば一番いいですが、まずはこだわらずあなたが好きな調理法で食べたら良いと思います。
食べるものを変えるだけで、ダイエットは十分上手くいきますので。
その6：この映画見る
本当はあまくない砂糖の話
それでも、なかなか甘いものを減らせないと言うあなたは、ぜひ一度この映画を観てみて下さい。
人間は、１日に平均でスプーン４０杯もの砂糖を摂取しています。
一般的に健康食品と言われる、実は砂糖たっぷりな食品（フルーツジュースや、シリアルとなど）を60日間食べ続けた結果、、、
体がどう変化していくか？を描いた、ドキュメンタリー実験ムービーです。普通に映画としてもめちゃくちゃ面白いのでぜひ。
体型の変化はもちろんなんですが、体調、さらには、心の変化に大きな影響を与えることに僕は衝撃を受けました！
舞台は、僕も7年住んだオーストラリア。
オーストラリア人って、アメリカに次ぐ肥満大国と以前は言われてましたが（たぶん今もそう）、やはり砂糖の摂りすぎが原因だと思いますね。
ただし、健康志向が強い人も多いので、肥満とマッチョが多くて、その中間が少ないイメージです（笑）
まとめ
いかがだったでしょうか？
うちの会員さんでもダイエットやボディメイクで上手く行っている人は、我慢強いからではありません。
我慢しなくても良いように、工夫しているだけです。我慢してないから長く続くんですね。
参考なれば、嬉しいです。
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